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9.10シンポジウム@大阪

  • kaigaihakensdf
  • 2017年8月5日
  • 読了時間: 3分

海外派遣自衛官と

家族の健康を

考えるシンポジウム

2012年に始まった自衛隊の南スーダンPKO派遣。

今年5月で活動終了となり、施設部隊は全員帰国となりました。

昨年より、南スーダンの状況が急激に悪化したことは国際報道でも頻繁に取り上げられていました。自衛隊宿営地のすぐそばで戦闘が行われていたことも明らかになっています。

先日、4月に帰国した施設隊員が5月初めに自殺していたことが報道されました。

海外に派遣された自衛官は極度の緊張状態に置かれ、かなりの心的負荷がかかると考えられます。

また、不安を抱えた家族も気づかないうちに体調を壊してしまうことも懸念されます。

今年2月、そうしたコンバット・ストレスによる健康への影響に対して、

情報提供、医療の面でサポートしていきたいと

医療者、研究者、カウンセラー、戦争体験者によって

「海外派遣自衛官と家族の健康を考える会」が立ち上げられました。

自衛官やその関係者だけでなく

広くコミュニティの中で理解を深めていくことが大切であると考えています。

関西地区では初のシンポジウムとなります。

多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

日 時 9月10日(日)13:30開場

会 場 難波市民学習センター 講堂

地下鉄御堂筋線なんば駅22、23番出口方面

四つ橋線・千日前線なんば駅30番出口方面

近鉄なんば駅西側改札より、なんばウォーク・OCATウォークを通って

OCATビル(B1F)へ直結、JR難波駅上

入場料 1,000円 (資料代含む)

<第1部> 14:00〜15:00

旧日本軍の事例から見るコンバット・ストレスと見過ごされてきたトラウマ

<第2部> 15:10〜16:30

イラク派遣の事例から考える私たちの向き合い方(質疑応答含む)

<登壇者>

中村江里(一橋大学特任講師・社会学博士) 専門は日本近現代史。アジア・太平洋戦争期の日本軍における戦争神経症について研究。主な編著に、資料集成『精神障害兵士「病床日誌」』(六花出版 2016年 共編)、『戦争とトラウマ − 不可視化された日本軍兵士の戦争神経症(仮題)』(2017年12月に吉川弘文館より刊行予定)。

野田哲朗(兵庫教育大学大学院教授・精神科医) 一般精神科臨床のほかアルコール・薬物嗜癖障害、PTSDの治療を行い、精神保健、災害精神医学、司法精神医学等を専門とする。長年、大阪府において公衆衛生行政に従事したのち、大阪府立精神医療センター医務局長を経て現在に至る。

福浦厚子(滋賀大学教員・人間環境学博士) 専門は文化人類学。軍隊と社会との関係を自衛隊や配偶者の観点から研究。「コンバット・ストレスの視点から考える軍隊:トランスナショナルな視点とローカルな視点から見た自衛隊」(2012年)。研究発表「自衛隊研究諸相:民軍関係を超えて」関西社会学会大会シンポジウム「戦争と軍事文化の社会学」(2016年)。

蟻塚亮二(精神科医) 1972年弘前大学医学部卒業。1985年から弘前市・藤代健生病院院長。2004年から沖縄戦PTSDの診療にあたる。日本精神障害者リハビリテーション学会理事。欧州ストレストラウマ解離学会員。2001年精神保健功労にて青森県知事表彰。2013年4月から福島県相馬市メンタルクリニックなごみ所長。

高遠菜穂子(イラクエイドワーカー) 2000年よりインドの孤児院、タイ、カンボジアのエイズホスピスでボランティアとして働く。2003年のイラク戦争を機に活動の場をイラクに移す。人道支援活動中に人質事件に巻き込まれ、PTSD症状に苦しんだ。北海道千歳市出身。

主  催 海外派遣自衛官と家族の健康を考える会 / 共 催 市民社会フォーラム 

問合せ kaigaihaken.sdf@gmail.com URL http://kaigaihakensdf.wixsite.com/health


 
 
 

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